いろいろな田中美保

　いろんな表情の彼女がいる。時としてかなり少女ぽっかったり、時として天然？と思わせたり、時としてギャル系入ってたり、時として妖艶だったりして、アバンギャルドかと思ったら癒し顔で、実はサーファーだったりと。
　ぱっと見同一人物とは思えない百変化自由自在のMIHO・・・というか、本来モデルというのはこうでなくてならない。

　ありがちな最近のモデルって、アイドルとかタレントと境がなくなってきている。よく言えば、マルチタレント化してるってことだけど、こう言っては何だが、表現やキャラがワンパターンだから、モデル業以外のことをやる、つまり表現手段を多様化させてるだけって気もする。

　その点、田中美保は、ホンモノのモデルです。
　そんなMIHO自身が考えるモデル観とは・・・・？

「モデルっていうのは、何でも似合わないといけない。どんなメイクでもどんあ服でも自分のものにしないといけない。かといって自分がないといけない・・・」

　そのへんをしっかり認識している。
　自分だけでなく、スタッフみんなで作っていく、「田中美保」というキャラクター。それを確実にこなしていく、プロモデルなのだ。

miho smile 笑顔の秘密tは・・・

　誰もが認める、ステキな笑顔の美保。自分自身でも、「楽しさ」を１２０％意識しているエンターテイナーだ。
　モデルとは、ひとつの表情や写真をスッタフみんなで作り上げる仕事だが、美保は仕事の現場の雰囲気をとても大切にしているらしい。ともすれば緊張や時間的制約からピリピリしがちな現場で、常に、笑顔をふりまいて、みんなが楽しく仕事ができるようにと意識しているようだ。
　そんなセルフコントロールは、自分自身がテンパらないようにするためでもある。

　そういうふうに、自分をコントロールできる人が、プロとかホントウの大人と言われる人だ。星座も山羊座だし、けっこう表現の技術とかにはこだわったてるんだと思う。
　ナマものの業界で、１年後はどうなってるからわからないし・・・と諸行無常という前提で、今の自分の笑顔をせいいっぱい表現している。

　そんな真摯で妥協しない美保のポジティヴさが、人気の秘密なのだろう。

　田中美保は、なるべくしてなっている、カリスマモデルなのだ。